― お知らせ・活動予定 ―


〈企画展〉
土田哲也×中山裕那 縄文土器と土偶二人展
‐萌えたついのち 祈りのかたち‐
【会 期】2019年9月1日(日)~11月24日(日)
《ギャラリートーク》
【日 時】9月1日(日)午後1時~1時30分     
【会 場】猪風来美術館 第2展示室           
土田哲也×中山裕那 縄文土器と土偶二人展チラシ
土田哲也×中山裕那 縄文土器と土偶二人展チラシ
【土田哲也×中山裕那 縄文土器と土偶二人展チラシ】 →PDF版を開く

 永くながく大地の下で眠っていた縄文の種子たちが、いま次々と芽吹いてゆく。

 2千年の忘却は、けれどもかつて縄文がわれわれの足元で根源を育んだ万年に比べればいささかの一睡でもある。


 土田哲也は、若き日の太古への興味から縄文に魅せられて縄文土器づくりの道に入った。

 修行をへて創作に至ってからは熱帯植物の生命力滾るかたちを土器文様に昇華して独自の世界を展開し、また
植物そのものと融合した“縄文植器アート”も創作している。


 中山裕那は、すべてに寄り添う縄文の世界観の中にみずからの心の置き所を見出した。

 あらゆるいのちへの祈りを率直に謳い上げるおおらかで豊満な土偶たちは、見る者によろこびの歌を聴かせて
くれる。


 現代に縄文造形の心と技を復活させた猪風来美術館で学んだ2人の作家が、またあらたな今を生きる縄文の美を
魅せてくれる。


 縄文土器と土偶の二人展、ぜひご覧ください。


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 土田哲也 ‐Profile‐


 縄文土器作家

 新見市哲西町生まれ、現在住。

 高校時代、帝釈峡の縄文遺跡と縄文土器に触れてたとえようもない感動を覚えて以来、縄文土器づくりへの
あこがれを持ち続ける。

 2009年より猪風来美術館で縄文土器づくりの修行を始める。

 2013年、猪風来美術館にて『土田哲也 縄文土器展~縄文に魅せられて~』個展。


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 ‐心の中の縄文と植物の精霊たち‐


 あれからどれくらいの時がたったのでしょうか。


 わたしが生まれるより前、婆様より土器作りの手ほどきを受けてから……。


 悠久の時が流れ、心の中から忘れ去ってしまっていた記憶。


 わたしが縄文遺跡に立ったとき、1万年の時をへて浮かびあがってきた記憶。


 また、赤道直下の熱帯雨林の中から精霊の気配を感じ取ったとき。


 そしてこの法曽の地で縄文土器に出逢ったとき、縄文の記憶は完全に呼び覚まされました。


 それから10年のあいだ縄文土器と向きあい、作り続け、あの熱帯雨林で出逢った植物のかたちのおもしろさ、
その珍妙さを土器の中に入れ込みながら、婆様のことを想い出しつつ縄文土器を作ってきました。


 これがその10年目の区切りです。


 ― 土田哲也


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 中山裕那 ‐Profile‐


 縄文創作家

 北九州市生まれ。1990年より岡山に在住。

 2012年、岡山禁酒会館で建築家・松井学と“祈りのかたち”をテーマとし『邂逅展』を行う。

 以後、人の心に寄り添う作品を志し、お地蔵様やシーサー等を制作しながら、岡山・鳥取・出雲で作品展を行う。

 2014年、縄文造形家・猪風来の縄文造形と縄文野焼きに感動し、以来、猪風来美術館に通い縄文土偶の創作を
続ける。


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 人と人との敬愛や尊敬だけではない、すべてのものの尊厳への祈りを実感したとき、わたしの世界が広がり
ました。


 はじめて縄文野焼きを経験したとき、まず火の熱さにおどろいて無我夢中になり、ひたすら炎を感じ風を感じ
すべてを感じることでいっぱいになりました。


 これまでの自分が消えうせる瞬間。


 その魅力をもっと体感したいという思いからはじまった創作は、いまわたしの生活サイクルとなっています。


 かつて縄文の人々は美しい文様の土器でいのちを自分の中に受けいれ、土偶をつくることでいのちが自分の中
にいるよろこび、いのちを育むよろこびを表してきました。


 そうした気付きを受けとるのはなんとありがたいことでしょう。


 あらゆるものを受けいれるおおらかさとよろこびをかたちにすることは、いのちの循環の中にわたしを置くこと。


 そのすばらしさを感じていただければ幸いです。


 ― 中山裕那



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映画『縄文にハマる人々』全国ロードショー

【期 間】2018年7月7日(土)~
映画『縄文にハマる人々』
【映画『縄文にハマる人々』チラシ】

 映画『縄文にハマる人々』、2018年7月7日(土)より渋谷イメージフォーラムほかにて全国ロードショー!!


 撮影には猪風来美術館も協力。

 縄文野焼きの実演をはじめ、猪風来や村上原野が出演しています。


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  《公式サイトより》


 人類史に残された最強のミステリー。

 1万年以上続いた「縄文」という謎。


 この映画は縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして
縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫ってゆく。


 縄文時代が終焉を迎えて約2500年。

 この時間の流れの中で日本人は一体何を失い、忘れてしまったのか。

 その秘密は21世紀の私たちの根幹を揺さぶり、見慣れた風景を一変させてしまうような、未来へと繋がる
新たな世界への扉を開く。


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■ 製作 有限会社リタピクチャル

  お問合せ:mail@jomon-hamaru.com


■ → 映画『縄文にハマる人々』公式サイト




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鎮魂と復興を祈念して「縄文いのりの土偶」をつくろう

―東日本大震災への祈り―
縄文いのりの土偶

 このたびの東日本大震災による被災に対しまして、心からのお見舞いと哀悼の意を表します。


 被害地の惨状と深い悲しみの中で、再起を期して心を奮い立たせている被災者の皆様への応援の気持ちをこめて

「縄文いのりの土偶」をつくりませんか?


 古来より縄文の土偶は、豊饒を願い災難をはらい、鎮魂と再生を祈願してつくられたものです。


 猪風来美術館では開館以来、「にぎり地蔵」として願い思いをこめた小さな土偶を、陶芸体験の皆さんに

つくっていただいてきました。

 野焼きしたお地蔵さまは、一部美術館と済渡寺をつなぐ参道の祠におかれ、「野辺の地蔵さまロード」として

みんなの思いをつなぐスポットになっています。


 2010年4月16日に開催された「春の縄文野焼き祭り」の縄文体験コーナー「にぎり地蔵をつくろう」では

『震災地への思いや気持ちをこめて「縄文いのりの土偶」をつくり、被災された方々へ思いをつなげよう』

との趣旨で呼びかけをさせていただきました。


 その際、みなさまに多くのご理解とご賛同をいただきました。

 復興はおそらく、これから長くかかることでしょう。

 そのため「縄文いのりの土偶」づくりの活動もまた、継続していきたいと思っております。


 どうぞ御協力よろしくお願いいたします。


※ 参加費300円は全額、復興義援金として寄付させていただきます。

※ 制作された「縄文いのりの土偶」のご寄付をお願いします。

※ 後日縄文野焼きされた「縄文いのりの土偶」の安置場所は検討させていただきます。



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