― 過去の企画展(記録) ―

▲「過去の企画展」ページに戻る

むらかみよしこ新作タペストリー展
『生命の夜明け・法曽』(法曽まほろばⅡ)

【期 間】2009年10月1日(木)~12月26日(土)
生命の夜明け・法曽
【生命の夜明け・法曽】

 前作「生命のまほろば・法曽」から2年。

今回もこの法曽の自然と生きものと歴史を、大地から湧いてくる彩り豊かな生命の風景として、織物の中に表現
いたしました。


 三尾崎山の上から見える夜明け前の雲海。

その白い大海原から現れる曙光は、しんとした森に新たな一日の始まりを告げる。

小鳥たちがさえずり、葉っぱの下の虫たちが蠢き、涼やかな風が木々の枝先に軽く触れていく。

太陽を産んだばかりの大地の女神は、誇らしげに、愛しげに微笑んでいる。


 大いなる森の深い懐に抱かれて、沢山の生命が生まれ、又死んでいく永遠の連なり。

山あいの豊かな自然溢れる図柄の中には、遠い昔の法曽焼の白龍さんや、野辺の地蔵さまや、法曽窯の窯焚きなど
も織り込んでいます。


 羊の原毛を手紡ぎし、植物を主に煮出して染めた50色以上の糸を使って、1年以上かけて織り上げました。

草木染めの微妙な色合いが混ざり合って、作品の図柄に優しい眼差しを注いでくれたようです。

どうぞご観覧ください。


五枚組綴織作品(たて260cm×よこ240cm)
使用した主な植物

藍(あい) 玉ネギ アカネ クルミ フキ クズ マリーゴールド 月見草 紅茶 モッコク

キウイフルーツ 桜 五倍子 ヘマチン ノブドウ セージ クワの葉 キク 

シソヨウシュヤマゴボウ トウモロコシ  セイダカアワダチソウ ヤシャブシ ブドウの皮など



▲ページ先頭に戻る